匂いを見る少女-あらすじ-13話-14話-15話-DVD未発売の韓ドラをキャスト一覧ありで!

韓国ドラマ-匂いを見る少女-あらすじ-13話-14話-15話の感想をネタバレ・キャスト情報ありで最終階までお届け!
匂いを見る少女.jpg
ある少女が事故から蘇ったその時
今までに無かった不思議な力
その力とは―――
サスペンスラブコメディー


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
財布を口実に隠しカメラの回収の為クォンジェフィ邸に侵入したチョリム!
ところが写真が摩り替わった事に気付いたクォンジェフィが
予定を変更し帰宅!どうなるチョリム!
韓国ドラマ 匂いを見る少女(ネタバレあり)
13話
書室の入り口に居ないはずのクォン・ジェフィが居た…思わずビックリするチョリム…
クォン「財布を捜しに来たのかい?」
チョリム「はい…シェフ…」
クォン「驚いたかい?僕がここに居るとは思わなかっただろう?」
チョリム「ええ…少し」
クォン「約束がなくなって、早く帰ってきたんだよ。財布探したらいいよ。僕はコーヒーでも淹れるからさ」
そしてクォン・ジェフィはチョリムをその場に残して上に上がっていった…
思わずチョリムはその場に座り込む…心臓がバクバクする…
チョリムが上に上がるとクォンジェフィはコーヒーを淹れて待っていた…
チョリム「それじゃ私はこれで失礼します…」
クォン「まあ、ここに座りなさい」
チョリム「ちょっと行く所があって」
クォン「コーヒー飲んでいったら?チョリムさんの為にコーヒーを入れたんだよ」

えぇ~っ!それってまさか薬入りのコーヒー?
クォン「飲んでみて」
チョリム「はい…頂きます」
チョリムは心を精一杯落ち着けながら手が震えないようにカップを取り上げ一口飲む…振りをする

飲んじゃ駄目だよチョリム!
チョリム「コーヒーの香りがいいですね…」
クォン「そうかい?コーヒーは緊張を解してくれるからね…もうちょっと飲んだら…」
チョリム「ええ…」
チョリムはまたカップを取り…コーヒーを飲もうと(飲む振り?)した時…
外でブザーの音がする…誰かが来たようだ…
ムガク「クォンジェフィ!クォンジェフィ!」
とドンドンとドアを叩き、ブザーを鳴らす
クォン・ジェフィはドアを開ける…
するとムガクはズンズンと家の中に入って行き、チョリムを見つけた…
クォン・ジェフィ「チェ刑事、何の用ですか?」
ムガク「知ってるくせに何で俺に聞く?」
クォン「面の皮が厚いですね」
ムガク「チョリムを省いて二人で話しをしよう」
クォン「いいですね。チョリムさん、約束あるって言ってたでしょ?」
ムガク「約束の所に行け、早く、約束に遅れると不味いだろ、早く行け」
チョリムは戸惑いながらもクォン・ジェフィの家を出る…
クォン「隠しカメラを取りに来たんですか?」
ムガク「もう必要なくなったけど、持って帰るさ」
クォン「仕掛けた人が直接取って来るべきでしょ」
と書室に案内する…
クォン「さっきチョリムさんが財布を捜しに、ここ迄降りて来たんですよ。僕はコーヒーを淹れに上に上がり…少しの間チョリムさんが此処に一人でいたんですよ」
ムガク「何言ってるのかよく分からんが」
クォン「隠しカメラがそこにあるといいんだけど?もしかするとチョリムさんが持って帰ったのかな?と思ってね」
ムガク「チョリムはこの件には関係ない」
クォン「僕達がカメラがあるかどうか直接確かめてみればいいでしょ?チョリムさんがカメラを持って帰ってなければいいけど…」
ムガクは隠しカメラのから写っていた角度から想定し、デスクのすぐ脇にある本棚から隠しカメラの本をさっと抜き取る
クォン「次に僕の家に侵入したら…容赦しないぞ」
ムガク「自分の家に入られたら頭に来るだろう!お前は俺の妹を殺し、既に俺の家を踏みにじったんだ。お前は俺が殺す! 」
ムガク怖いですね殺す宣言をしてますよ~
クォンジェフィ邸から無事に脱出した二人…
ムガク「もう、終わりにしよう。クォン・ジェフィに気付かれた」
チョリム「知らない振りをしても、疑われるわね」
ムガク「ああ、確かにお前を疑っている」
チョリム「じゃあ、私はクォン・ジェフィシェフの傍には近寄れないわね」
ムガク「駄目だ、危険すぎる」
チョリム「じゃあ、どうしよう。必ず知りたい事が出来たのに…」
ムガク「知りたいこと?」
チョリム「クォン・ジェフィシェフにもあの匂いが有ったのよ」
ムガク「あの匂いって?」
チョリム「チョン・ベッキョン先生の死体からのあの匂いが見えたの」
ムガク「何の匂いか判らないと言っていたあの匂い?」
チョリム「その匂いと同じ匂いが、クォン・ジェフィシェフからも見えたの。
レストランに居た時は無かったのに、家に入った時にあの匂いが見えたの」
ムガク「じゃあ、その間にその匂いが付いたって事か…」
チョリム「ええ、そうよ」
ムガク「あの家には何かある…」
チョリム「捜査班のメンバーに匂いが見える事を伝えましょ」
ムガク「他人に教える必要は無い」
チョリム「チェ巡警一人では危ないわ。他の刑事さんと一緒に捕まえないと。刑事さん達が私を信じるなら、匂いを見る事実を教えてあげないと」
そこでムガクチョリムは捜査班のメンバーに匂いが見える事実を話す事にする
ムガクから、匂いが見える事実を聞いた捜査班のメンバーは一様に驚く
ヨムミ「匂いを見る…?」
チョリム「ええ」
キ刑事「おいムガク!俺達にそれを信じろと言うのか?」
チョリム「本当です。私は匂いが見えるんです」
ムガク「今まで捜査で異常に功績を挙げていたのは、オ・チョリムの匂いを見る力のお陰でした」
ヨムミ「証明できる?」
チョリムに見える様々な匂いの色…
チョリム「係長のロッカーにはキ刑事の制服。キ刑事のロッカーにはチェ巡警の制服。チェ巡警のロッカーにはヨ刑事?…じゃ無くてヨムミ班長」
とチョリムは全部当ててしまった…
匂いの色だから混ざって判らなくなるってのは無いのかな?
ヨ刑事「凄い…」
ヨムミ「ジュマリの事件の時にも匂いで探したの?」
ムガク「ええ、そうです」
カン・ヒョク「じゃ、この間の大麻栽培事件も大麻の匂いで当てたのか?
ムガク「チョリムが匂いを見て捜査しました」
カン・ヒョク「チョリムちゃんはどうやってそんな大層な力を手に入れたんだい?」
チョリムはコンタクトを外して見せる…そしてチョリムの目の力は捜査班だけの秘密になった…
ちょっとバラしちゃって大丈夫?チョリム~
チョリムたちの目の前で他の捜査班が捕まえた犯人が逃げていった
慌てて後を追う他の捜査班たち何でも調査の最中に逃げてしまったとの事だ…
そこでチョリムは早速自分がやるとばかりに匂いをスキャンし始める
捜査班「犯人が調査の途中で腹が痛いと言い出してな…
トイレで手錠を外してやった瞬間逃げやがったんだ!」
ムガク「この服は、犯人が着ていた服ですか?」
捜査班「ああ、そうだよ」
ムガクはその服を掲げ、チョリムはその服の匂いをスキャンする…
捜査班「何やんてんだよ!遊んでるのか?」
カン・ヒョク「これで探せるのか?」
チョリム「ええ」
そして捜査を開始!チョリムは「匂い」を頼りに追跡し警察署の外に出る。
そしてそれに続くヨムミ達…そして、駐車場まで来た。するとある黒い車のトランクから匂いが見える
チョリム「ここよ」
ムガクはその黒い車のトランクをバンバンと叩き、
ムガク「出てこないなら、フォークレインで突き上げてトランクを開けるぞ!1・2・3」
とムガクがカウントを始めると…
ガパッ!トランクの蓋が開いた!犯人が隠れていた!
捜査班「あっ!犯人だ!」
犯人は無事逮捕され、連れて行かれた
捜査班「犯人がトランクの中に隠れているのがどうして判ったんだ!?」
これで匂いが見えるのをヨムミ達も認めるを得なくなった。

チョリムちゃんお手柄です~
そして強力班に新しい助っ人チョリムが加わり捜査会議を開く事になった
ムガク「あの日(チョリムが写真をすり替えた日)、レストランでクォンジェフィが出発した後、チョリムも5分後に出発しました。チョリムが到着した時には既にクォン・ジェフィが家にいましたから、何処にも立ち寄らずにそのまま家に帰ったように思われます」
チョリム「レストランから家まで30分の距離ですから…」
ヨムミ「クォン・ジェフィからレストランではなかった匂いが家では見えたそうね」
ムガク「途中のどこかで匂いが付着したとは考えられません。」
カン・ヒョク「ならば家でその匂いが付着したと言う事だな」
キ刑事「と言う事は家のどこかにチョン・ベッキョンが居た所にクォン・ジェフィも居たと言う事だ。そしてそこで匂いが付着した。」
ヨ刑事「もし、そんな場所があるなら、そこで証拠を確保できると言う事か」
ムガク「クォン・ジェフィの家のどこかに隠し部屋があるはずだ。そこで被害者達を監禁して殺害したんだろう」
ヨムミ「問題は、そのクォンジェフィの家に入る事が出来ない、と言う事よ」
ムガク「では俺がクォン・ジェフィに誘拐されたかのように見せかけて、家に侵入しようかと思います」
カンヒョク「それは駄目だ!危険だ」
ムガク「クォン・ジェフィの家に入らなければ、絶対何か隠しています。証拠を確認できなくても揺さぶりを掛ける必要があります」
カンヒョク「入る方法はあるのか?」
ムガク「その方法、これから作ってみましょう。」
そしてムガクの提案どおり
ヨ刑事は家の図面を手に入れ、キ刑事は消防署に行って消火法違反の手続きをする…
その頃家でクォン・ジェフィは
―警察がチェウンソル写真をすり替えたと言う事は、俺はきちんとチェ・ウンソルの写真を持ってきたと言う事だな…でも…なんですり替えたんだ…?俺が人の顔を判別できない事を知ってるって事なんだが…?俺が顔面認識障害があるって事を伝えたのはチョリムだけなんだが…チョリムは何故、警察に協力しているのだ?
クォンジェフィがリモコンのスイッチを押すと書室のデスクの後ろの壁が割れ…中には隠し部屋が見える…その中に入り、本を開くクォン・ジェフィ…
それは…チェ・ウンソルの母が書いた本だった…
捜査班では
キ刑事「チョリムさんの記憶は戻りましたか?」
ヨムミ「催眠治療をしているけどそれでも駄目ね」
キ刑事「だからと言って死んだ両親の写真を見せて思い出させる訳にもいかんしな…」
ヨ刑事「それは酷いでしょ?」
ムガク「他の方法はありませんか?」
ヨムミ「友達に会わせて治療してみるつもりよ。良く遊んだ友達に会わせて遊んでいる内に記憶が戻った事例もあるしね」
カン・ヒョク「俺は子供を育てる親の立場としてチョリム記憶を戻すのは本当に可哀想だよ」
消防署の消火法違反による訪問調査の許可が下りた。
ムガクは消防署の職員と共にクォン・ジェフィの家の調査をする。
ムガク「消防署及び南部警察の合同訪問点検調査に来ました」
クォン「何の調査ですか?」
消防署「消火法違反の通報があって調査に来ました。点検時の装置がそのままなのか変更していないか等点検したいと思います」
ムガク「違法施設が無いか点検したいと思います」
と言いながら、書室に入り本棚を荒らして行くムガク…
ムガク「捜査班連れてもっとちゃんと点検しないとな…滅茶苦茶怪しい」
クォン「そんな事ばかりやってるといい加減怒りますよ」
ムガク「そうやって怒って人を殺したんだな!じゃあ、そうしろよ!連れてけ…そして6日間監禁しして、七日目に殺すんだろ。いや~その秘密の監禁部屋。是非とも拝んでみたいものだ!俺のカンではこの家のどこかにある筈なんだ!」
クォン「じゃあ、探してみれば」
ムガク「本当だ。今すぐ俺をそこに連れて行け」
ヨムミは記憶をなくす前のチェ・ウンソル(チョリム)の友達コ・スミに連絡を取り…
ヨムミ「チェ・ウンソルさんは3年前以前の記憶をなくしてるの」
コ・スミ「あ~だから収録の時に私の事が判らなかったのね。じゃあ、私は何を手伝えばいいんですか?刑事さん」
ヨムミ「女子高生の時みたいに自然に話してくれればいいわ。ただ、両親が亡くなった事は話さないで。他の同級生にも話してね」
クォン・ジェフィ「済州島の事務所ですね、人を探しているんですが…」
とチェ・ウンソルを探し始める…
そんなクォン・ジェフィの所に一本の電話が…
ユン・ミナ「チェ・ウンソルの友達のユン・ミナと言います」
クォン「ああ、僕がパク・スンジンといいます」
ユンミナ「同窓会で聞いて私もチェ・ウンソルに会いたくて電話しました」
クォン「同窓会ではチェ・ウンソルさんの知らせを知ってる無いんですか?」
ユンミナ「3年前の事件以後、消息がわからないんです。死んだという噂もあるんです」
クォン「ああそうですか。ソウルで見たって情報が入りましてね」
ユンミナ「じゃあ、友達に連絡してみないと」
クォン「消息が判ったら僕にも連絡くれますか?」
ユンミナ「分かりました」

パク・スンジンって誰!? 堂々と偽名使ってますよ!この人~
そしてコ・スミはチェ・ウンソル(チョリム)に会わせてもらった
チョリム「スミの事覚えてなくてごめん、怒ったでしょ?」
コ・スミ「ウンソル、そんな事言わなくていいよ。会えて嬉しい」
チョリム「ありがとう」
コ・スミ「あなたと仲良かった友達皆集めて同窓会を開くから、ウンソルも来て」
ムガクとチョリムは警護と称しデート中
公園で自転車に乗り、写真もバチバチ撮って、恋人としてふつーに楽しんでいる
そんな中雨が降ってきて…はっと気付くとムガクがくれたバレッタが無くってしまった…
あの時、写真を撮るときに髪をアップに結いなおした時に外れたんだ…
そして二人はバレッタを探すが…雨が降っていたらチョリムの特技「匂い」も見えない…
ムガクは撮った写真から落とした位置の大体の見当をつけて来た道を戻り…
あのベンチで見つけるがチョリムには内緒にしてこそっとポケットに忍ばせる…

二人にとって雨なんてへっちゃら!雨の中でも相合傘デートで楽しんでます~
ヨムミは「友達に会いに行くのに綺麗にしていかないと」と
チョリムが同窓会に着て行く服を選びプレゼントする。
お返しにチョリムは香りをブレンドして香水を
チョリム「ヨムミさんがいつも使っているフリーズ・アイに私が好きなバラの香りを入れて
夏になるから生みの香りを入れて…どう?香りの色は綺麗だわ…きっと似合うと思うわ」
ヨムミ「香りがとてもいいわね~」
可愛いハート型の容器に入れてプレゼント。
そして、同窓会の当日
ムガクたちはクォンジェフィの調査に余念が無い。
ムガクはアメリカらもクォン・ジェフィの調査資料を取り寄せる。
ムガク「クォン・ジェフィ…アメリカのハーバード医科大学を中退してます。
ガン・ヒョク「ハーバード大学を…?道理で被害者の腕のバーコード状の傷が異様に細かいと思ったよ」
ムガク「その頃から内向的な学生で通っていて、アルバイトを熱心にし、常に日本食…すし屋でした。
医大の専攻の中で麻酔に才能が現れていたようです。
ヨムミ「今まで殺された被害者は全部窒息死だったわね…。何故医大を辞めたの?」
ムガク「ハーバード大医学生達は定期的に医師適正テストを受けるそうです。そのテスト後に退学届けを出した模様です」
ヨムミ「医者不適格の判定が出たからでしょう…じゃ…何故シェフになったの?」
ムガク「生きているものを一番残虐に殺せる職業だからです。クォン・ジェフィは殺してやりたいという衝動を抑えるのが難しかったようです。だから人の命を救う仕事に懸けようとしていたみたいです。クォン・ジェフィは自分だけの殺人の意味を付加しています。それは拉致して6日後に殺すと言う事です。6日間がクォン・ジェフィだけの殺人の理由なのです」
ヨムミ「その6日を調べないとね。そうすればクォン・ジェフィは終るわ…」
リョリムの同窓会の店に到着したチョリム達
ムガクは怪しい人物が居ないか店の隅々まで目を光らせ、調べるが…
そこに変装をしているクォン・ジェフィに気付かない…
この店実はクォン・ジェフィがパク・スンジンと言う名で
チェ・ウンソルの友達ユン・ミナを使って予約した店だったのだ!
クォン・ジェフィは何とチョリム達の同窓会の部屋のすぐ隣に居たのだった…
友達「チェ・ウンソル~」
チョリム「皆元気だった?」
ウンソルの姿を部屋の衝立の隙間からじっと見ているクォン・ジェフィ…
何かが起こる予感がします~
そうとも知らないムガクはヨムミと共にチョリムから少し離れた場所でのんきにジャジャン麺を食べている…
キ刑事たちは主の居ないクォン・ジェフィ邸を見張っている
キ刑事「クォン・ジェフィは今の所何の動きもありません」
ヨムミ「確実なの?」
キ刑事「俺達が夜通し交代で見張っています」
ヨムミ「クォン・ジェフィは今の所動いていないようね」
ムガク「家の中で何を考えているんでしょうね」
チョリムのすぐ傍に居るとは気付かないムガクとヨムミ
そしてチョリムの同窓会では
友達1「ウンソル~会いたかった」
友達2「ウンソル~事故の跡から記憶が無いんだって?」
チョリム「ごめんね~今もみんなの顔全然思い出せないの」
友達3「記憶が無くてもこれから思い出を作ればいいじゃない」
クォン・ジェフィ…記憶が無いだと?…だがどこかで聞いた声だな…
友達4「テレビで見たわ…黄金レシピ…クォン・ジェフィ・シェフと一緒に出てたじゃない。
名前も変えて…そう確かオ・リョリムだったわね…芸名でも使ってるの?名前を何で変えたの?」
クォン・ジェフィはいつも自分の隣にいたチョリムが目撃者チェ・ウンソルである事を知ってしまった…
そして、リョリムは友達と別れ一人で地下駐車場に行く為に階段を下り行く…
その少し後に何とクォン・ジェフィがチョリムの後を付け階段を下りて行くではないか!

クォンジェフィの魔の手が…キャー!チョリム逃げて~
そしてクォン・ジェフィは「チェ・ウンソル」と声を掛け、振り返ろうとした瞬間に
クロロホルムを染み込ませた布で顔を塞ぎ気絶させ連れて行ってしまう…
ムガクが来た時には既に誰も居なかった…
クォン・ジェフィは有る山の廃棄場の片隅に有る地下に下る扉を開け…地下に隠し部屋があったのだ
そこに気絶したウンソルを運び込み…ドアを閉めてしまう。
チョリムは遂に魔の手に落ちてしまったのか?
料理を作って食事用のエレベーターを使っている所を見ると、どうも隠し部屋はクォンジェフィ邸の一角と繋がっているようだ…
そしてあの地下の書庫の壁が割れ…その透明ガラスの向こうに居るのは…
クォン・ジェフィ「オチョリム…いやチェ・ウンソルと呼べばいいのかな?」
女「ヨムミ班長と呼びなさい!」
何とクォン・ジェフィがチェウンソルだと思って拉致した女性はヨムミだった!
何かが起こると思ったヨムミはチョリムにプレゼントした服をこっそり自分用に買い、着用していたのだった!
番狂わせになったクォン・ジェフィ! 拉致されたヨムミ!これからどうなる!
14話
ヨムミがチョリムの身代わりに拉致された!
ムガクは単独クォン・ジェフィ邸に乗り込む!
玄関のキーを銃を使って打ち破り、入り込む
クォン・ジェフィに会った途端に殴り銃を突きつけ
ムガク「ヨムミ班長は何処だ!」
クォン「探している所を見ると居なくなったみたいだね」
ムガク「言え!ヨムミ班長は何処に居る!」
張り込み中のキ刑事とヨ刑事はムガクの銃の音を聞き何事か?と家の中に入ると
クォン・ジェフィに銃を突きつけているムガクを発見!
キ刑事「お前何やってるんだ!」
二人は慌ててムガクとクォン・ジェフィを引き離す!
キ刑事「お前!落ち着け!」
ムガク「ヨムミ班長が拉致されたんです」
キ刑事とヨ刑事を見張りに残し
ムガクは地下の書室に入って行く…だがヨムミは見つからない
その頃ヨムミはモニターでムガクが地下書室に来たのを見てありったけの声で叫び助けを求め壁を叩く…
「チェ刑事私はここよ!ここに居るわ!」
だがムガクはその壁の向こう側にヨムミが監禁されている事に気付かず出て行ってしまった…
ヨムミ「私だから残念だったでしょ。本当はチェウンソルを連れて監禁している筈だったのに…
クォン・ジェフィらしくない大失敗ね」
クォン・ジェフィ「ヨムミ班長でもいいですよ。」
ヨムミ「ここは書室の隣の秘密の空間なのかしら?」
クォン「さっきモニターで見たように、そこには誰も入れませんよ…どんなに喚いても叫んでも聞こえないし…私がこれからヨムミ班長がすべき事を教えてあげましょう」
と一冊の本を出す
ヨムミ「バーコード?」
クォン「ここにヨムミ班長の生涯を書いてください。何時生まれて、どんな父母に出会い、喜んだ事悲しんだ事、刑事になって判った事の全て、ヨムミ班長の人生の全てを」
ヨムミ「今までの被害者に全部書かせてそして手首にバーコードを刻んだの?」
クォン「6日間の時間をあげます」
ヨムミ「自分が持てなかった他人の人生に寄生して代理満足を得てたのね。」
クォン「助けてと言えば殺します。同情心を見せても殺します、拒否しても今殺します」

ヨムミ班長これからどうなっちゃうの?
ムガクはヨムミが攫われたチョリムの同窓会の中華店でクォン・ジェフィを見なかったかと聞き込み調査をするが手掛りを得られない…
拉致後3日目
クォン「ヨムミ班長、こんな風に書いては駄目です。高校生になって警察になりたいと書いた部分です。もう少し詳しく知りたいですね。何故そんな夢を持つようになったのか、もっと具体的に書いてください。帰って来るまで全部書いてくださいね。」
ヨムミは隙を見てチョリムから貰った香水入りのペンダントに手を伸ばし
その手でクォン・ジェフィの手を掴み
ヨムミ「時計一つ置いてくれないかしら。時間が分かればもっと効率よく書けると思うわ」
クォン「駄目です。全ては私の主管の元で…ヨムミ班長は只私が言った事に従えばいいんです」
そしてクォン・ジェフィはサイン会へ
クォン「名前は?」
「チェ・ウンソル」
クォン・ジェフィが顔を上げるとそこにはチョリムが立っていた…
チョリム「ヨムミ班長の代わりに私を連れて行って」
サイン本をチョリムに渡すクォン・ジェフィの手からヨムミに渡した香水の香りが見える…
そこにムガクが乱入しサイン会を荒らしチョリムの手を掴み出て行った…
チョリムは香りからクォン・ジェフィがヨムミを監禁している事を確信し居た堪れなくなる…
ヨムミは監禁部屋でクォン・ジェフィが淹れたコーヒーを飲んでいる
クォン「何で飲めるんだい?毒が入っているとは思わないのかい?」
ヨムミ「まだ女子高時代の話も終ってないのに、後の話を知りたい貴方が私を殺すとは思えないわ」
クォン「さすが僕の心を良く読んでますね。また、この部屋に連れてきたい人が増えましたよ…貴方の部下のチェ刑事も含めて」
ヨムミ「チェ刑事を?何故?」
クォン「この世にある全てが全部理由がある訳じゃない。」
…クォンジェフィは自分の犯した殺人の正当性を付けようとしている何の理由も無いと…
拉致後4日目
チョリムはクォンジェフィのレストランに行き
チョリム「ヨムミ班長を解放して。貴方と私本当に悪縁ね。私の為にチェ刑事の妹が殺され、私のためにヨムミ班長まで殺されるかも知れない…」
クォン「本当に怖い話ですね」
チョリム「全部貴方が殺ったんでしょう?ヨムミ班長にまで何かあったら私は生きていけない。
私をヨムミ班長の代わりに連れて行って。ヨムミ班長を解放してくれるなら。
私は貴方に捕まってもいいわ」
クォン「何を言っているのかさっぱり分からないね」
あくまでもしらばっくれるクォン・ジェフィ
そしてヨムミの監禁部屋で
クォン「オチョリムさんをここに連れて来るよ。二人で使うにはこの部屋はちょっと狭いな~
あ~そうだヨムミ班長は52時間後に死ぬんだった~じゃあいけるな」
ヨムミ「チョリムさんは此処には来ないわ」
クォン「チョリムさんが僕の所に来て何て言ったか知っているかい?ヨムミ班長と自分を替えてくれってよ。自分の代わりにヨムミ班長を生かして欲しいだって。ホント感動したよ。こう言うのを友情って言うのかな?」
ヨムミ「貴方には絶対分からない感情よね」
クォン「チョリムさんについて知りたい事が益々増えたよ」
ガン・ヒョク「あいつは何でチョリムさんの提案に乗らないのだろう?」
キ刑事「提案に乗れば監禁している事実を認める事になるからですよ」
ヨ刑事「監禁している癖にサイン会までして、本当に面の皮が厚い奴だ!その癖注意深い奴ですね」
キ刑事「それにしてもヨムミ班長は何処に監禁されているんだ?」
ムガク「ヨムミ班長はクォン・ジェフィ邸のどこかに居るはずだ秘密の入り口がとこかにある」
チョリム「今は警戒しているだけ、もう少し積極的に動けば必ず連れ去りに来る筈よ」
ガン・ヒョク「本当にこの方法しかないのか?」
…クォン・ジェフィが被害者達に人生を書けと言うのは殺した後にその人生を手に入れたという喜びを得る為だ…自分はこんな生き方を得た、殺したのではなく、その人の人生を完全に手に入れたと考えている…そう気付いたヨムミは
ヨムミ「貴方はそれでその人の人生を手に入れたと思うの?」
クォン「僕をプロファイリング出来るとは思わないでくれよ」
ヨムミ「貴方は生まれた時から人の顔を見分けられない訳じゃなかった。人に虐待されて、人に対する恐怖を感じるようになって、顔面認識障害になったのよ。脳が人の顔を拒否するのよ。人を殺したいと思う欲望に気付いた時貴方はその人の顔の代わりに人生を見始めたのよ。でも、貴方は大きく錯覚しているわ。あなたは誰一人の人生も持っていない。貴方はもう興味の対象じゃなくなったわ。全部分かったの。凄く一般的ね」
クォン「僕について分かったような事を言っているから僕がクイズを出すよ。当たれば時間の延長、外れれば時間が3時間減るんだよ。答えなければそのまま48時間後に死ぬんだよ。僕はオチョリムを殺したいと思っているかいないか?」
ヨムミ「殺した…くない」
クォン「いや、凄く殺したいよ。残念だね。10分も立たない内に3時間も減っちゃったね。さあ、45時間残ったよ。明後日の午後7時に君を殺すよ」
「ヨムミ班長と交換承諾 明日午前10時に地下鉄ナンブ駅で待っている」
とチョリムの携帯にメッセージが…
ヨ刑事「携帯はクォンジェフィの番号では有りませんが、内容はクォン・ジェフィに違いありません」
ムガク「クォン・ジェフィが動き出したようです。今回は秘密の入り口を探るのが今回の目的です。チョリムを拉致しようと思ってますから、必ず秘密の通路を通るはずです。」
チョリム「クォン・ジェフィに私が判別できる匂いを付けて下さい。」
ガンヒョク「クォン・ジェフィに匂いを付け、それを頼りにチョリムちゃんが秘密の入り口を探し出す」
ムガク「クォン・ジェフィに匂いを付けたら即、チョリムには退却するように合図します。チョリムが逃げたらクォンジェフィは拉致するのを諦め、また秘密の入り口を通って帰る筈です。」
ヨ刑事「そしたらチョリムさんがクォン・ジェフィの匂いを辿り秘密の入り口を見つけ出す」
キ刑事「ヨムミ班長に残された時間は約24時間位しかありません。今回が最後のチャンスです。必ず必ず成功しなければ…」
ガンヒョク「かなり危険だがチョリムちゃん大丈夫かい?」
チョリム「ええ、危険でもやります」
こうして作戦会議は終った…
一方クォン・ジェフィは
クォン「昨日3時間減ったから、もう、20時間しか残ってないよ」
ヨムミ「私の質問に答えてくれたらまた3時間あげるわ」
クォン「命が惜しくないのか?すれば、質問」
ヨムミ「チョン・ベッキョン院長は何で殺したの?」
クォン「チョン・ベッキョン院長は、僕が人を殺したのを知ったから殺したんだ」
ヨムミ「ジュマリの日記帳は何処にあるの?」
クォン「二階の部屋にあるよ。誰も探せなかったみたいだね。チョン・ベッキョン院長に預けてあったんだよ。まあ、だから死んだんだけどね」
ヨムミ「人の手首のバーコードはどうして刻んだの?」
クォン「僕に自叙伝を書いたらその人は空っぽになるんだよ。本の表紙に過ぎないんだよ」
ヨムミ「人の顔を見分けられないからね」
クォン「あ~もう3つの質問に答えたよ。また3時間命が縮んだね。後17時間残ったよ。明日の金曜日の午後4時に貴女を殺すよ。」
クォン・ジェフィのいる所では平気な振りをしてますが、一人の時に手が震えているのを見ると並大抵の緊張じゃないみたいですね~ヨムミ頑張って…
ヨムミが拉致されて6日目
チョリムは約束通り朝10時にナンブ駅のロッカールームの前に立っている
するとチョリムの携帯に「上に置いてある鍵でロッカーを開けろ 」とメッセージが
チョリムがロッカーを開けると中には携帯が…そしてその携帯が鳴り始める
チョリム「もしもし?」
クォン「チェ・ウンソルが持っている携帯をロッカーの中に入れる」
チョリム「入れました」
クォン「耳に盗聴器リングとかつけてないよね」
チョリム「無いわ」
クォン「警察が尾行するようならこの交換は中止になるよ。」
チョリム「私一人よ」
クォン「ヨムミ班長は6時間後、今日の午後4時には殺されるよ。質問に答えて命が減ったんだよ」
チョリム「私が代わりになるって言ったじゃない。ヨムミ班長を助けてよ」
クォン「じゃあ、馬鹿な真似はしない事だな」
チョリム「次はどうすればいいの?」
クォン「尾行があるか無いかテストするよ。今から走って30分以内に総合運動場に着いて僕の電話を待ってくれよ。」
チョリムは総合運動場に向けて走り出した。
ムガク「クォン・ジェフィの指示が来ました」
キ刑事「指示が来たと言う事は、クォン・ジェフィは家の外に出たんだな」
ムガク「ええ、キ刑事は総合運動場に向かって行って下さい。絶対尾行してるとは気付かれないように。今日の午後4時にヨムミ班長を殺すそうです」
キ刑事は怒りながら車を走らせる
チョリムはひたすら総合運動場に向けて走りやっと到着する
…ハァハァ、何で連絡が無いのかしら…
そしてその大きな道の向こう側でムガク達は隠れて待機している…
チョリムの前に大きなワンボックスカーが一台止まる!
チョリムが見えない!誘拐されてしまうのか?
すると車は何事も無く走り去り、チョリムの姿も見え…3人はホッと一息を吐く
チョリムの携帯に電話が
クォン「場所をもう一回移動するよ。平和公園に来いよ。20分時間を上げるよ」
そして、チョリムは又走り出す…
ムガク「平和公園だそうです」
そしてムガク達は車で移動する…
チョリムは息を弾ませながらも平和公園に到着
するとクォン・ジェフィからまた、電話が
クォン「頑張ったね。ベンチのに箱がある。その箱を開けて、中にある布を鼻に当てて息を吸い込むんだ。少し眠っている間に僕が迎えに行くよ。じゃ無いと連れて行かないよ」
そしてチョリムが箱の蓋を開けると一枚の布が、そしてそこから見える匂いはなんと
…これ、チョン・ベッキョン院長の時の匂いだ…
チョリムは迷いながらもヨムミの為にその怪しげな匂いの見える布を鼻に当て…
チョリムはその場に倒れてしまった!!
そしてやっと姿を現したクォン・ジェフィ!
キ刑事とヨ刑事はクォン・ジェフィの車の鍵を開け(不法です)
社内の運転席の足元に無色無臭の液体をぶちまけ、位置探知機取り付けまた鍵を掛ける!
クォンジェフィが気を失っているチョリムに手を掛けようとした瞬間
大声を上げて町の変なおじさん(実はガンヒョクのライバル係長)が
「わー女の子が倒れているぞ~」と大声で叫び
その声に他の人々もチョリムを囲むように集まってきた。
クォン・ジェフィは結局チョリムの誘拐を断念し自分の巣に入っていく…

何と扉を開け覆いと一緒に姿を消す所がなんとも鮮やかです~
クォン「チェ・ウンソルがどうなったか知りたい?ヨムミの変わりに自分を連れて行けと麻酔ガス(多分クロロホルム)を鼻に当てて息を吸い込んだんだ。僕が場所の選択を間違えたよ。もう少し人気の無い所を探せばよかったのに…あぁ、今1時半だよ。後2時間半しかないね。」
何とヨムミのタイムリミットは後2時間半しかない!大丈夫なの?
チョリムは救急車の中で酸素マスクを当てやっと目が覚める…
そしてチョリム達4人はクォン・ジェフィの位置追跡を開始する
そしてチョリムにクォン・ジェフィに付けた匂いを見せる…
キ刑事「俺達には匂いも色も見えないんだけどな~」
そうこうしている内にクォンジェフィの車を発見!
後は足跡を辿り秘密の入り口を見つけるだけ!
「見える!見えるわ!」とチョリムは足跡の匂いを頼りに歩き始める
キ刑事「匂いが見えるなんて、この目で見ても信じられないよ」
キ刑事「今日でバーコード殺人も終わりか?」
と勝ち誇りながら歩んでいく4人!だが…
突然のにわか雨…
急にチョリムは立ち止まる…
そう、雨が降ると匂いが見えない…
…後もう少しなのに…こんな事って…
一方クォン・ジェフィは
クォン「正直今まで書いた人の中でヨムミ班長が誠意が無いですね。量も少ないし」
ヨムミ「私は小説家じゃないわ。有りもしない話を書くの大変だったわ」
クォン「命が2時間しか残ってないのに…誠意を込めて書くなら命の延長をしてもいいよ」
ヨムミ「他の人から聞いた話、映画の話を全部自分の話のように書くのに苦労したわ」
クォン「ここに…噓を書いたのか?」
ヨムミ「じゃあ、そこに私の秘密なんかを書いてあなたにチップでもあげるとでも思ったの?」
クォン「他の人は皆、人生の最後に真実を書いて死んで行ったよ」
ヨムミ「真実?笑わせるわ。2014年3月17日変死体で発見されたムーダン・パン・ミジャは
他に男が出来て子供を捨てたって書いたの?単にウソクさんの為に離婚したって書いたでしょ?
私達警察が事件調査すれば直ぐに分かる事を、何故あんたは人を殺しても分からないのかしら?」
クォン「噓吐くなよ。人は死の前には真実を語るものだ。」
ヨムミ「貴方本当に可哀想ね。」
クォン「僕に同情するな…僕は人生を手に入れたんだ。人生を手に入れた後に殺したんだ。僕が終らせたんだ。僕が幕を下ろしたんだ。他の人が知らない彼らの人生を、僕が読んで感じて、僕は人生を手に入れたんだ。」
ヨムミ「貴方も今分かった筈。これは完全に負けのゲームだと言う事を」
クォン「2時間後に同じ事が言えるかどうか知りたいね。2時間後に貴方を殺すよ…」
そしてヨムミの本にバーコードを張る
ヨムミ「それが私の自叙伝?私が死んだら手首にバーコードを刻んで?」
クォン「さすが刑事さん、良くご存知ですね。説明する手間が省けたよ」
ヨムミ「ぷっ…あはは…私が見た中で一番幼稚ね。貴方は知らないでしょ?どれだけ馬鹿で
おかしな事をしているのか?」
クォン「僕に何を言っても無駄だよ。僕は常に平常心を失わないようにしているからね。約束の時間に貴女を殺すよ」
ヨムミ「死ぬのが怖いからじゃないわ。人を見ている内になんか言いたくなっちゃうのよね。あなたレベルがとても低いわ」
クォン「さあ、1時間ちょっと残ったよ。もう直ぐ終わりだよ」
雨がまだ止まない…近くのコーヒーショップへと移動する
そこでおばあさんと孫が絵を描いている
もう既にタイムリミットは1時間を切ってしまった…
孫「おばあちゃん見て…絵を描いたのよ」
祖母「おばあちゃんには何も見えないけど…」
孫「こうしたら見えるのよ」
と孫は絵の上に水で溶いた黒絵の具に手を浸し真っ白な紙の上に手を置き塗り潰した。
すると、何と白いクレパスで書いた星が浮かび上がった…
そうだ!これだ!
ムガクは何か思いついたようだ。
その頃クォンジェフィはヨムミの手首に刻むバーコードのナイフを選んでいる
クォン「初めてだね。自分を刻むナイフを直視する人は」
ヨムミ「私は時々自分が死ぬ時の事を考えるの…自分が死ぬ時はどんなに憎い人でも赦して水に流し流してってよく言うじゃない?そう考えていたわ。でも今は違うわ。貴方は赦せないわ。私にしたことじゃなく、他の人にした事に対して。貴方は絶対に赦されてはいけない人よ」
クォン「さあ、30分残ったよ」
ムガクたちは雨の水を吸い取り匂いを取り戻す為におが屑を撒いた
狙い通り匂いが見える!
これでヨムミ班長を探せる!
匂いが見える方向にドンドンおが屑を撒きクォン・ジェフィに付けた匂いを辿ると
ブルーシートが見える…その覆いを取ると…見つけた地下への入り口!
ムガクは銃を構え中に入っていく…
ところが中ではタイムリミットが過ぎヨムミの監禁部屋には麻酔ガスが充満
そしてバタンと倒れてしまったヨムミさあ、どうなる!
15話
ヨムミはこのまま殺されるのか?倒れてしまったヨムミ
そこにムガクとよ刑事がドアを打ち破り入ってきた…
何と形勢逆転!
ガラス越しに目を合わせる二人
クォンジェフィは思わぬ乱入者にすぐさま逃げる
逃げるクォンジェフィ!追いかけるムガク
クォンジェフィが逃亡する為にカバンの中に詰めた物は何と本だった!
逃げるクォンジェフィだが
―パーン― 「動くな!」
ムガクの警告の銃の音で立ち止まる
クォン「どうして分かったんだ?」
ムガク「 黙って、カバンを横に置き伏せろ」
クォン「見逃してくれないかな」
ムガク「警告するが、一言でもしゃべると死ぬぞ!」
クォン「駄目だこりゃ。僕が君の妹を殺したよ」
―バーン―
ムガクの銃声!そして倒れるクォンジェフィ!
腹を打たれたクォンジェフィ…しかしカバンを掴み必死に外に逃げようとする
そして家の外には刑事達が銃を構えて待っていた…
ムガクはクォンジェフィに手錠をかけ、クォンジェフィのカバンの中身を開けると
何とそこには本が…
クォン「それに触れるな!」
自分が今まで殺した人々の自叙伝が入っていた…
一方ヨムミは無事救出され、すぐさま救急車の中へ運び込まれる
病院で意識を取り戻し事件は無事解決された…
チョリムはその夜夢で全ての記憶を思いだす…
父と母の事、そして事件のあった日の家、犯人の事、事故の事…
クォンジェフィの取調べが始まった
一言も話さず、黙秘権を行使するクォンジェフィ
クォン「あの時銃で撃ち殺してくれればよかったのに…なんで殺さなかったんだ?」
と余裕まで見せるクォンジェフィ
ところがムガクは「これはチョン・ベッキョンが書いた本だ」
とその本に火をつけた!
クォン「何するんだ!やめろ!止めるんだ!」
ムガク「黙秘権行使する奴が何で?口数が多いな~」
クォン「火をつけるな!やめろ!お願いだからやめてくれ~」
だが手錠を掛けられ机に固定されているクォンジェフィには成す術が無く…
ムガクは火を付けた本を缶箱の中に放り込み、また次の本に火をつけようとする…
クォン「お願いだ!全部話す!全部話すからそれだけは止めてくれ~」
と本に異常な執着を見せるクォンジェフィ

実はムガクが燃やした本は偽物です~刑事が証拠品を燃やすなんてありません~
クォンジェフィにとっては拉致して殺人まで犯して手に入れた本なので貴重なんでしょうね~

そしてクォンジェフィの前に現れたヨムミ
クォン「あんた…生きてたのか…」
ヨムミ「ジュ・マリ殺害の時のアメリカでのアリバイから始めましょ」
そしてチョリムの元に母親の指輪の形見とウンソルへの愛に綴られた本が返って来た…
…私のウンソルはいい子だった。「一人で家にいて怖くない?」と尋ねれば
「パパとママが直ぐ傍にいると思えば怖くない」と答えた…
私が仕事から疲れて帰ってくると、あの小さな紅葉のような手で肩や足をもんでくれた…
大きくなったウンソルを見て、私も昔は母にとって宝のような娘だったなと思い出した。
そして母になってウンソルを育て自分が娘であったことを忘れて生きていた。
ウンソルもいずれ母親になる。きっといい母親になるだろう。愛してるわ。私の娘、ウンソル…
ウンソルの母は殺される前に綴った本はウンソルへの愛に溢れていた…
本を読み母を思い出し涙するチョリム…
そんなチョリムをムガクはそっと見守っていた…
クォンジェフィは全ての罪を認め書類にサインをし移送される事になる…
ムガク「最後にクォンジェフィと二人きりで話をさせて下さい」
ムガク「これからは会うことも無いだろうから最後にやるべき事がある」
クォン「僕はまた必ず会うよ」
ムガク「お前は二度と外には出られない」
クォン「いや、また必ず会うよ」
ムガク「最後に話をする。今ここで俺の妹とウンソルの両親に心から謝れ」
クォン「僕が謝れば彼らの心が楽になるとでも言うのか?自分だけ生きている罪悪感から逃れられると思うか?それは違うよ~」
ムガク「只一言だけ言え!悪かったと」
クォン「そんな事しても意味が無いよ。そんな事より、僕が君の妹を殺した時の気分を教えてあげるよ」
その言葉を聞いた瞬間ムガクはクォンジェフィを殴る
ムガク「これは俺の妹ウンソルの分。これはチョリムの両親の分だ!」
と、もう2発クォン・ジェフィにお見舞いする
クォン「これは借りだ。必ず返してもらうぞ」
こうしてクォン・ジェフィは引き立てられ去って行った…
外には大勢の報道陣が詰め寄りカメラのフラッシュを浴びながら移送車に乗って行った
こうして、特別捜査班は解散され、全ては解決されたかの様に見えた…
ムガクとチョリムは両親の納骨堂に御参り行く…
チョリム「お父さん、お母さん私来たわ。ここ迄来るのに凄く時間掛かったでしょ?ゴメンネ
今まで私の心配ばかりして大変だったでしょ?もう私は大丈夫だから、ゆっくり休んでね。私逞しく生きるわ。此処にもちょくちょく来るし。分かった?」
ムガク「私がチョリムさんをいつも見守ります。心配しないで下さい。」
そしてムガクの妹ウンソルの所にも御参りに行く…
ムガク「ウンソル、兄ちゃんが来たぞ。今日は俺一人じゃないけど…」
チョリム「遅くなって御免なさい、私がウンソルさんの分まで一生懸命生きるわ。本当に御免なさい。そして有り難う」
ムガクとチョリムはムガクの知人が働いていると言うアクアリウムへ
チョリム「前はこんな所で働いていたのね~」
ムガク「気に入ったかい。こんな所で結婚できたら素敵だろう?」
チョリム「素敵よね~牧師はタコおじさん、指輪は貝殻♪」
ムガク「本当に出来たらいいのに」
とチョリムに結婚をほのめかすが…
チョリム「♪~牧師はタコおじさん~ピアノはイカ、指輪は貝殻~♪~」
と歌を歌い始めてしまった…―ガーン―
そしてとあるレストラン…チョリムを待たせてムガクは外へ…
何とムガクは車のトランクにちょっとした仕掛けをし
リモコンでトランクを開けるとそこから
「結婚しよう!」の垂れ幕と風船が飛び出す仕掛けになっている…
成功した時の事を考え思わずムガクはニマニマするが…
そこに一台の車がガン!とぶつかり何とその衝撃で車のトランクが開き
結婚しようの文字と風船が空に舞い上がり消えてしまった…
「わーなんだってんだ~」
残ったのは空のトランクだけ…-ガーン―
次にムガクが考えたのは公園の噴水で
彼女に愛の歌をささげ公衆の面前でプロポーズしようと考える
そして公園に着いた二人噴水の傍まで来た瞬間
他のカップルが花束をささげプロポーズしていた…
そして熱烈にへたくそな歌声で愛の歌をささげている…
チョリム「私、ああ言うの凄く嫌い!あの女の人可哀想。
何で男の人ってああすれば女性に受けると思っているのかしら~ああ~嫌ね」
何とこれはチョリムするとマズイ方法だった…-ガーンー
次に来たのは公園の砂場…ムガクはチョリムのいない隙に砂の中に指輪を隠し
指輪の所まで歩いていき靴紐が解けたとしゃがんで「何かある」と言いながら指輪を掴んでチョリムに渡す…良し!完璧だ!
さあ、チョリムがやって来てムガクはプロポーズを実行に移す…
ところが…ムガクが埋めた指輪が見つからない!
指輪…何処にあるんだ…ムガクは必死で指輪を探しているが…
チョリムから見ると砂遊びをしているようにしか見えない…
チョリム「ねえ、何しているの?早く行こうよ」
格好付けようとして結局指輪をなくしてしまった…―ガーン―
そして夜になりイルミネーションの綺麗な公園で
ムガクはチョリムから香水を借り…
チョリムから少し離れた橋の上から香水を振り掛けながら大きく文字を書き始めた…
―結婚してくれるかい?―
匂いの見えるチョリムにしか見えないプロポーズ…
チョリムは腕で大きく○を描いた
ムガクはチョリムの元に駆け寄り…二人は抱き合い…キスを交わす
そしてチョリムが差し出したのがムガクが無くした筈の指輪…
ムガク「これ…何処で見つけたんだ?」
チョリム「さっきの砂場で見つけたの」
ムガクは指輪をチョリムの指に嵌め、また熱く抱きあったのだった…

やっとプロポーズ成功!それもホントに素敵なプロポーズですね~
そんな幸せな二人だったがチョリムはその夜クォンジェフィにムガクが殺される不吉な夢を見る…
そしてその次の日
クォンジェフィの乗った輸送車が漢江に落ちたとのニュースが…
海上警備隊が救出作業をしているがクォンジェフィは見つかっていないとの事
ガンヒョク「あいつを絶対に法廷に立たせて最高刑を受けさせるべきだったのに…」
結局クォンジェフィは死亡処理され、バーコード連続殺人事件はあっけない幕を閉じた。
そして、バーコード連続殺人事件の強力チームのメンバーは警視庁から賞を受け解散
それぞれ、自分の位置に戻った…
そしてムガクは辞表を出しアクアリウムに戻るのであった。
チョリムはまた何処が笑点なのか分からない漫才を続けている…
二人は結婚に向けて準備中…
マンションを買い新居を決め
結婚招待ビデオを作り…
そして、念願のアクアリウムでの結婚式…
「わーチョリムさん綺麗~」
控室でみんなの祝福を浴び幸せ絶頂のチョリム
「只今から新郎チェ・ムガク君と新婦オ・チョリムさんの結婚式を始めます…」
「新郎入場!」
新郎ムガクが入場し拍手に沸く会場
「新婦入場!」
ところがチョリムは姿を現さない…
ざわざわする会場!
控室はもぬけの殻だった…
チョリムは何処に行ったのか――!?
13-14話感想
ヨムミを救助し、クォンジェフィも退治し
チョリムへのプロポーズも成功!
なのに突然消えた花嫁チョリム~
これからどうなるんでしょう?
次回、最終回お楽しみに~

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